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中部電力の浜岡原発停止で、改めて原子力発電の是非が問われています。経済界はもちろん電力不足による経済の停滞を懸念して反発していますが、東海地震の予想震源域のど真ん中にあり以前から問題視されていることから、善しとする意見も多く出ています。ただ、今後の政府のエネルギー行政のビジョンが見えないだけに、不安の声はもちろんたくさんあるようですが。
原子力発電は、コストが安くクリーンである、これがこれまでの原発推進の大きな理由でした。しかし、今回の東日本大震災による福島原発の惨状をみれば、あまりにもリスクが大きいということがはっきりと認識されたのでしょう。果たして原発は是か非か、多くの議論を呼んでいます。 原子力はあまりにも大きな“火”であり、それはあるいは人間の手にあまる力なのかもしれません。完全にコントロールできない力を持つ場合、そのリスクは当然覚悟しなければなりません。今回、“想定外”の災害という言葉がよく使われてきましたが、最悪のことを想定して、そのときは悲惨な被害が起きるということをよく知らせておかなければならなかったのではないでしょうか。 それでもいいという覚悟できてはじめて、原子力を人類は扱えるのです。実はそのことを世界中で一番よく知っているのは原爆を経験した日本であったはずなのですが…。 確かに今、日本からすべての原発を廃止してしまえば、経済は低迷し、生活のレベルは著しく落ちてしまうでしょう。だから、ある程度の危険は覚悟で、今後も原発に一定の電力供給を期待するのか、代替エネルギーを模索していくのかは、国の大きな決断です。ドイツやベルギーは今後、原発を廃止していくことが決定しています。それぞれの国によって事情が違うので、一概にはいえませんが、どっちつかずで決断を下さないのが一番よくないでしょう。原発のリスクを最小限にするという対策を進めることも、新しいエネルギーの開発も、一朝一夕にはできないことなのですから。 [一口メモ] 根本的な治療をお望みですか?→吃音は病院で治らないって本当? PR |
